ニキビ跡に効くスキンケアとは?赤み・色素沈着・クレーター別に成分と治療法を医師が解説

ニキビ跡に効くスキンケアを赤み・色素沈着・クレーター別に解説

ニキビが落ち着いたあとも、赤みや茶色い色素沈着、クレーターのような凹凸が残り、「どんなスキンケアを続ければいいの?」「レチノールやビタミンCは本当に必要?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ニキビ跡のスキンケアは、赤み・色素沈着・凹凸など、跡の状態によって考え方が異なります。赤みや色素沈着の一部は、肌への刺激を抑えたスキンケアや保湿、紫外線対策などによって徐々に目立ちにくくなることがあります。一方、クレーター状の凹凸は皮膚組織の変化を伴っているため、化粧水や美容液などのセルフケアだけで改善することが難しい場合があります。

大切なのは、「ニキビ跡に一番効く成分」を探すことではなく、まずご自身のニキビ跡がどのタイプに近いのかを知り、その状態に合ったケアを選ぶことです。

本記事では、ニキビ跡のタイプ別に適したスキンケアの考え方や、レチノール・ビタミンC・ハイドロキノンなどの成分の違い、セルフケアを続ける際の注意点、クリニックへの相談を考える目安まで、橋本院長の見解を交えながら詳しく解説します。

目次

ニキビ跡に一番効くスキンケア成分は?タイプ別に回答します

ニキビ跡のタイプ別に選ぶスキンケア成分の3つのポイント

「ニキビ跡には何を塗ればいい?」「一番効く成分はどれ?」と気になる方も多いと思います。しかし、ニキビ跡に対して一番効く成分を一つに決めることはできません。赤み・色素沈着・クレーターなど、ニキビ跡の状態によってスキンケアの目的や選ぶ成分が異なるためです。

たとえば、茶色っぽい色素沈着では紫外線対策を行いながら美白有効成分などを取り入れることが選択肢になります。一方、赤みの場合は、刺激を避けたスキンケアや保湿、紫外線対策を基本とし、状態に応じて抗炎症成分などを検討します。

ただし、ニキビ後の赤みには炎症だけでなく血管の拡張などが関係している場合もあります。そのため、「赤みがあるから抗炎症成分を使えばよい」と一律に考えるのではなく、赤みの状態を見極めることが大切です。

また、クレーター状の凹凸は皮膚組織の変化を伴っているため、化粧水や美容液だけで凹凸そのものを改善することには限界があります。

まずは、以下の表を参考にご自身のニキビ跡がどのタイプに近いか確認してみましょう。

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タイプ見た目の特徴スキンケアの主な考え方セルフケアで期待できる範囲
赤み赤色〜赤紫色に見える低刺激のケア・保湿・紫外線対策を基本に、状態に応じて抗炎症成分などを検討する状態によって異なる。血管の拡張が関係している場合は、医療機関への相談も選択肢となる
色素沈着茶色〜褐色のシミのように見える紫外線対策を行いながら、美白有効成分などを取り入れる軽度の場合は、時間の経過とともに徐々に目立ちにくくなることがある
凹凸・クレーター肌の表面がへこんで見えるスキンケアで肌状態を整えながら、必要に応じて医療機関での治療を検討するスキンケアだけで凹凸の形状を改善することには限界がある

つまり、ニキビ跡のスキンケアでは「一番効く成分」を探すことよりも、自分のニキビ跡の状態に合ったケアを選ぶことが重要です。赤みと色素沈着は見た目だけでは判断しにくい場合もあるため、次の章ではニキビ跡を大きく3タイプに分け、それぞれの特徴を詳しく解説します。

ニキビ跡は大きく3タイプ。まず自分の状態を見極めましょう

ニキビ跡の赤み・色素沈着・クレーターの3タイプと特徴

ニキビ跡とひとことでいっても、見た目や皮膚の状態は同じではありません。セルフケアを考えるうえでは、主に「赤み」「色素沈着」「クレーター・凹凸」の3タイプに分けると、それぞれに合った対策を整理しやすくなります。

ただし、実際には複数のタイプが重なっている場合もあり、見た目だけで正確に判断することが難しいケースもあります。特に赤みと色素沈着は似て見えることがあるため、「赤いからこの成分」「茶色いからこの成分」と自己判断だけで決めつけないことが大切です。

赤みタイプ|炎症や血管の変化が関係している場合がある

ニキビが治まったあとに赤色や赤紫色の跡が残っている場合は、炎症の影響や血管の変化などが関係している可能性があります。ニキビそのものは治っているように見えても、しばらく赤みが残ることがあります。

赤みが気になる場合は、まず肌への刺激をできるだけ減らし、保湿と紫外線対策を続けることが基本です。洗顔時に強くこすったり、刺激の強い美容液やピーリング成分を一度に複数使用したりすると、肌状態によっては刺激を感じることがあります。

また、橋本院長によると、見た目では茶色っぽく感じる跡であっても、必ずしもメラニンによる色素沈着とは限らず、血管の拡張が関係している場合があるとのことです。

つまり、「茶色っぽいから美白ケアをすればよい」「赤いから抗炎症成分だけを使えばよい」と単純に判断できないケースもあります。セルフケアを続けても赤みが変わらない場合や、ご自身では状態を判断しにくい場合は、医療機関で確認してもらうことも選択肢の一つです。

色素沈着タイプ|茶色いシミのように残る跡

ニキビによる炎症が治まったあと、茶色〜褐色のシミのような跡が残ることがあります。これは、炎症をきっかけに生成されたメラニンが肌に残ることで目立っている場合があります。

色素沈着タイプでは、紫外線対策と摩擦を避けることが重要です。紫外線を浴びることで色素沈着が目立ちやすくなることがあるため、季節を問わず日焼け止めを使用し、日中の紫外線対策を続けることが基本となります(参照:環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」)。

スキンケアでは、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸など、美白有効成分を配合した医薬部外品(薬用化粧品)が選択肢になります。

また、レチノールも色素沈着をケアする際の選択肢の一つです。レチノールは表皮のターンオーバーや角化に働きかけることで、肌に蓄積したメラニンの排出を促す方向に作用します。

ただし、成分を多く重ねれば早く変化が出るわけではありません。肌への刺激や乾燥が気になる場合は、使用頻度や組み合わせにも注意しましょう。

軽度の色素沈着は時間の経過とともに徐々に目立ちにくくなる場合もありますが、変化の程度や期間には個人差があります。「何週間で消える」と一律に判断せず、肌状態を見ながらケアを続けることが大切です。

クレーター・凹凸タイプ|皮膚組織の変化によってへこんで見える状態

ニキビが強く炎症を起こしたあと、肌の表面がへこんだように見えることがあります。一般的に「クレーター」と呼ばれるニキビ跡で、皮膚組織の変化を伴っていることが特徴です。

クレーター状のニキビ跡では、化粧水や美容液によって肌を保湿したり、乾燥や紫外線から守ったりすることは大切ですが、スキンケアだけで凹凸そのものの形状を改善することには限界があります。

そのため、「高価な美容液を使えばクレーターが消える」「レチノールを使い続ければ元の状態に戻る」といった考え方には注意が必要です。セルフケアは肌状態を整える目的で行い、凹凸そのものが気になる場合は、皮膚科や美容皮膚科で治療方法を相談することも検討しましょう。

このように、ニキビ跡はタイプによってスキンケアの目的が大きく異なります。次の章では、レチノール・ビタミンC・ハイドロキノンなど、ニキビ跡のケアでよく使われる成分について、それぞれの役割や注意点を比較していきます。

ニキビ跡に効く成分は?レチノール・ビタミンC・ハイドロキノンなどを比較

ニキビ跡のスキンケアに使われるレチノール・ビタミンC・ハイドロキノンの比較

ニキビ跡のスキンケアでは、レチノールやビタミンC、ハイドロキノン、トラネキサム酸など、さまざまな成分が候補として挙げられます。

しかし、「どの成分が一番強いか」で選ぶのではなく、現在の肌状態や目的に合わせて選ぶことが重要です。色素沈着が気になる場合と、まだ新しいニキビができている場合、肌のキメや角化が気になる場合では、適した成分の考え方も異なります。

また、化粧品に配合される成分と、医師の管理下で使用する医薬品は区別して考える必要があります。特にレチノールとトレチノイン、アダパレンは同じものではありません。ここでは、それぞれの特徴や位置づけ、使用時の注意点を整理します。

ビタミンCとレチノール、ニキビ跡にはどっちがいい?

「ニキビ跡にはビタミンCとレチノールのどちらがいい?」という疑問に対しては、どちらか一方がすべてのニキビ跡に優れているとはいえません。

色素沈着をケアしたい場合は、ビタミンCとレチノールはいずれも選択肢になりますが、働き方には違いがあります。ビタミンCは、新たなメラニンの生成を抑える方向に働く一方、レチノールは表皮のターンオーバーや角化に働きかけることで、肌に蓄積したメラニンの排出を促す方向に作用します。

つまり、ビタミンCは「新たなメラニンが作られるのを抑える」、レチノールは「今あるメラニンの排出を促す」という異なるアプローチから、どちらも色素沈着のケアに取り入れられる成分と考えるとよいでしょう。

ただし、どちらも製品や濃度、肌状態によっては赤みや乾燥、刺激を感じることがあります。特に初めて使用する場合や、複数の成分を併用する場合は、一度に多くのアイテムを追加せず、肌の状態を確認しながら使用することが大切です

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成分名区分主な働き・位置づけ向いている目的・状態使用時の注意点
レチノール化粧品成分角化やターンオーバーなどに働きかけ、蓄積したメラニンの排出を促す方向に作用する色素沈着、肌のキメや質感などを含めたスキンケア乾燥・赤み・刺激を感じる場合がある
トレチノイン医薬品ビタミンA誘導体医師の診断・管理下で使用する化粧品のレチノールとは区別する。妊娠中・妊娠を希望している場合などは医師への確認が必要
アダパレン医薬品ニキビ治療に用いられる外用レチノイド主に活動性のあるニキビの治療や維持医師・薬剤師の指示に従って使用し、ニキビ跡用の美容液として扱わない
ビタミンC・ビタミンC誘導体化粧品等抗酸化作用や、新たなメラニンの生成を抑える方向へのアプローチなど美白、ニキビ予防、肌のハリ等、健康的な肌を作る濃度や製品によって刺激を感じる場合がある
ハイドロキノン化粧品(日本では医薬品・医薬部外品としては未承認。化粧品への配合は可能で、法的な濃度上限は定められていないが、業界慣例として1〜4%程度で配合されることが多い)メラニン生成への作用色素沈着濃度が高いほど赤みや刺激が出やすくなる場合があるため、濃度や使用方法に注意する
トラネキサム酸医薬部外品・医薬品製品によって用途や承認されている効能が異なる医薬部外品(薬用化粧品)で美白有効成分として配合される場合がある内服薬を一律に「ニキビ跡治療薬」として扱わない
アゼライン酸化粧品(日本では医薬品・医薬部外品として未承認)角化・皮脂・炎症などへの作用が海外を中心に研究されている海外ではニキビ治療薬として使用されているが、日本の化粧品では効能として「ニキビケア」を訴求することはできない刺激や乾燥を感じる場合がある
サリチル酸化粧品・医療施術等角質への作用毛穴や角質を意識したケア刺激や乾燥に注意する
ヨクイニン医薬品・食品等製品ごとに位置づけや効能が異なるニキビ跡の標準的な治療成分としては扱わない製品ごとの効能を確認し、自己判断でニキビ跡治療に使用しない

妊娠中・授乳中、または妊娠を希望している場合は、成分名だけを見て使用の可否を判断しないことが重要です。薬剤や成分、濃度、使用方法などによって対応が異なるため、使用前に医師や薬剤師へ確認しましょう(参照:PMDA「ディフェリンゲル0.1%(アダパレン)の医薬品情報」)。

なお、ビタミンCをスキンケアに取り入れる場合は、ニキビ跡だけでなく、ニキビができる過程での炎症との関係について理解しておくと良いでしょう。

👉 ビタミンCとニキビ・肌の炎症について詳しく見る

サプリ・飲み薬・漢方だけでニキビ跡は治る?

ニキビ跡について調べていると、トラネキサム酸やビタミンC、L-システイン、ヨクイニンなどのサプリメントや市販薬が紹介されていることがあります。しかし、サプリメントや市販の内服薬だけでニキビ跡そのものを治療できると考えるのは適切ではありません。

ビタミンCなどを含むサプリメントや医薬品はありますが、それぞれの製品には目的や位置づけがあります。「ドラッグストアで購入できる」「美容目的で知られている」という理由だけで、ニキビ跡への効果が認められているとは限りません。

特にトラネキサム酸やヨクイニンなどは、製品によって承認されている効能・効果が異なります。そのため、「ニキビ跡に効く飲み薬」と一括りにせず、使用する際は各製品の効能・用法を確認することが大切です。

また、まだ新しいニキビが繰り返しできている場合は、ニキビ跡だけに目を向けるのではなく、まず新しいニキビを増やさないための治療やスキンケアを考える必要があります。内服薬や外用薬について迷う場合は、自己判断で使用を続けたり中止したりせず、医師や薬剤師へ相談しましょう。

成分選びはニキビ跡ケアの一部にすぎません。どの成分を使用する場合でも、洗顔・保湿・紫外線対策などの基本的なスキンケアを続けることが重要です。次の章では、ニキビ跡をケアする際の基本的なスキンケア手順と、避けたい行動について詳しく解説します。

ニキビ跡のためのスキンケア手順とNG行動

ニキビ跡ケアのための洗顔・化粧水・美容液・保湿・日焼け止めのスキンケア手順

ニキビ跡が気になると、美容液や美容成分を追加することに意識が向きがちですが、まず見直したいのは毎日の基本的なスキンケアです。洗いすぎや摩擦を避け、保湿と紫外線対策を継続することが、肌状態を整えるうえで大切です。

基本的な順番は、洗顔 → 化粧水 → 美容液 → 乳液・クリーム → 日焼け止めです。ただし、製品によって推奨される使用方法や順番が異なるため、実際に使用する際は各製品の説明も確認しましょう。

正しいスキンケアの順番とポイント

ニキビ跡のスキンケアでは、「特別な美容液を使うこと」だけではなく、一つひとつの工程で肌に余計な刺激を与えないことが重要です。基本的な流れとポイントを順番に確認していきましょう。

1.洗顔

洗顔では、皮脂や汗、ほこりなどの汚れを落としながら、肌を強くこすらないことが大切です。ゴシゴシ洗ったり、必要以上に何度も洗顔したりすると、肌への刺激につながることがあります。

洗顔料は、洗浄力の強さだけで選ぶのではなく、ご自身の肌質や乾燥の程度に合ったものを選びましょう。洗顔後につっぱりを強く感じる場合は、洗浄方法や使用している製品を見直すことも選択肢です。

2.化粧水

洗顔後は、化粧水などで肌にうるおいを与えます。ニキビ跡が気になるからといって、必ずしも多くの美容成分が配合された化粧水を選ぶ必要はありません。

特に赤みや乾燥が気になる場合は、刺激の強さよりも肌状態に合っているか、無理なく継続できるかを重視しましょう。

3.美容液

美容液は、色素沈着や肌のキメなど、ご自身が気になる部分に応じて取り入れます。ビタミンC誘導体やレチノールなどを使用する場合は、一度に複数の新しい成分を追加せず、肌の反応を確認しながら使うことが大切です。

「成分をたくさん重ねた方が早く改善する」とは限りません。むしろ、刺激や乾燥が出ることでスキンケアを続けにくくなる場合もあります。

4.乳液・クリーム

化粧水や美容液の後は、乳液やクリームなどを使って肌のうるおいを保ちます。ニキビができやすいからといって保湿を避けるのではなく、肌質に合った使用感の製品を選ぶことがポイントです。

乾燥によって肌が刺激を受けやすくなることもあるため、レチノールなど刺激を感じやすい成分を使用している場合は、特に保湿を意識しましょう。

5.日焼け止め

朝のスキンケアでは、最後に日焼け止めを使用します。ニキビ跡の中でも特に色素沈着が気になる場合、紫外線対策は重要です。

日差しの強い季節だけではなく、日常的に紫外線対策を続けることを意識しましょう。また、日焼け止めそのものが肌に合わない場合もあるため、刺激や使用感を確認しながら選ぶことが大切です。

ニキビ跡を目立たせやすくするNG行動

丁寧にスキンケアをしていても、日常的な習慣によって肌へ刺激を与えている場合があります。ニキビ跡をケアするときは、何かを「追加する」だけではなく、肌への負担になっている行動を減らすことも意識しましょう。

  • 紫外線対策をしない
    特に色素沈着が気になる場合は、日常的な紫外線対策を意識しましょう。
  • ニキビやかさぶたを触る・潰す
    気になっても繰り返し触ったり、自分で無理に潰したりすることは避けましょう。
  • 洗顔やタオルで強くこする
    摩擦をできるだけ減らし、洗顔後もタオルを押し当てるようにして水分を取ります。
  • スクラブや角質ケアを頻繁に行う
    「古い角質を落とせば早く治る」と考えて過度に行うと、刺激につながる場合があります。
  • 刺激のある成分を一度に複数追加する
    レチノールやピーリング系成分などを同時に増やすと、肌状態によっては赤みや乾燥が出ることがあります。
  • 新しいニキビをそのままにする
    新しい炎症性ニキビが繰り返しできている場合は、ニキビ跡のケアだけでなく、まず新しいニキビを増やさないための対策も重要です。
  • 処方された治療薬を自己判断で中止する
    処方薬には、新しいニキビを予防する目的で継続的に使用するものもあります。使用期間については自己判断せず、医師の指示に従いましょう。

ニキビ跡のスキンケアでは、肌をこすらない、洗いすぎない、保湿する、紫外線対策を続けるという基本を整えたうえで、ご自身の状態に合った成分を取り入れていきましょう。

一方で、セルフケアを続けていても変化を感じない場合や、新しいニキビが繰り返しできている場合には、セルフケアだけで対応し続けるべきか迷うこともあります。そのようなときは、日々のケアだけでなく、ニキビができる原因についても目を向けてみましょう。

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セルフケアを続けても改善しない…クリニックへの相談を考えるタイミングは?

ニキビ跡のセルフケアで改善しない場合にクリニック受診を検討するタイミング

ニキビ跡のスキンケアを続けていても、「いつまでセルフケアで様子を見ればいいの?」「どの段階でクリニックに相談すべき?」と迷うことがあります。

橋本院長は、受診を考える一つの目安について「にきびが新しくできるのをコントロールできないと思ったら直ぐに受診」と考えています。新しい炎症性ニキビが繰り返されている状態では、そのたびに新たな赤みや色素沈着、凹凸などが残る可能性があるため、ニキビ跡だけをケアするのではなく、新しいニキビを増やさないための治療も重要になります。

【橋本院長インタビュー】ニキビ跡治療の現場で多い悩みと、正直な治療の限界

セルフケアを続けるべきか、医療機関へ相談すべきかを判断するには、実際の診療現場でどのような悩みが多いのかを知ることも参考になります。ここでは、橋本院長の診療経験をもとに、ニキビやニキビ跡について相談されることが多い内容や、治療でできること・難しいことについて紹介します。

赤み・色素沈着など「色味」の悩みが多い

橋本院長の診療経験では、ニキビが落ち着いたあとに残る赤みや色素沈着など、肌の「色味」に関する相談が多いとのことです。

橋本院長

ニキビが落ち着いたあとに残った毛穴の開きや、肌の凹凸が気になるという相談も少なくありません。
また、保険診療によるニキビ治療が充実してきたこともあり、当院を受診される方の中では、重症化したクレーターについて相談されるケースは以前より減っている印象があります。

ニキビ跡というと深いクレーターをイメージする方もいますが、実際には赤みや色素沈着、毛穴の開きなど、悩みの現れ方はさまざまです。そのため、見た目だけで自己判断せず、どのような変化が肌に起きているのかを確認することが重要です。

■クレーターは「何回で治る」とは断言できない

クレーター状のニキビ跡について、橋本院長は「クレーターの完治は難しい」と考えています。

橋本院長

治療を始めてからどの程度の回数・期間で変化を感じるかについても個人差が大きく、「何回受ければ改善する」と一概に断言することはできません。

凹凸の深さや形、肌状態などによって適した治療方法や必要な回数は異なります。そのため、治療を検討する際は「完全に元の肌へ戻す」という考えだけではなく、現在の状態を確認したうえで、どの程度の変化を治療目標とするのかを医師と相談することが大切です。

■ニキビ治療では「良くなったから薬をやめる」に注意

橋本院長によると、ニキビができたときだけ薬を使用し、少し落ち着くと使用をやめてしまったり、「あまり効果がない」と短期間で判断して外用薬を中止してしまったりするケースも見られます。

橋本院長

処方される外用薬の中には、現在あるニキビへの対応だけでなく、新しいニキビができるのを予防する目的で継続的に使用するものもあります。
ニキビが落ち着いたからといって自己判断で使用を中止すると、再び新しいニキビができる可能性もあります。

処方薬の使用期間や中止するタイミングについては自己判断せず、処方した医師の指示に従いましょう(参照:日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」)。

クリニックへの相談を考えるセルフチェック

「自分はまだセルフケアを続けてもいいのか」と迷っている場合は、以下の項目を一つの目安として確認してみてください。

  • 新しいニキビが次々でき、自分ではコントロールできていないと感じる
  • 赤みや色素沈着について一定期間セルフケアを続けても変化を感じない
  • 毛穴の開きや凹凸が気になり始めている
  • 処方薬や市販薬を「効果がない」と短期間で自己判断して中止した経験がある
  • 自分の跡が赤み・色素沈着・クレーターのどれに近いのか分からない

当てはまる項目があるからといって、必ず医療施術が必要というわけではありません。ただし、現在のスキンケアやニキビ治療がご自身の肌状態に合っているか迷う場合は、皮膚科や美容皮膚科へ相談する目安になります。

なお、ニキビ跡だけでなく、自分の肌質や現在のスキンケアが合っているのかまで含めて判断したい場合は、肌状態を客観的に確認する方法についても知っておくとよいでしょう。

👉 セルフ肌診断の限界と、医師による肌診断について詳しく見る

食事や生活習慣だけでニキビ跡は治る?

ニキビ跡ケアで意識したい食事・睡眠・生活習慣・紫外線対策

ニキビ跡が気になると、「食べ物を変えれば治る?」「ビタミンを摂れば早く良くなる?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、特定の食品や栄養素を摂るだけで、すでにできているニキビ跡そのものが改善するとはいえません。食事や睡眠などの生活習慣は、健康的な肌状態を保つための土台として考えることが大切です。

バランスの良い食生活を意識する

ニキビ跡のために特定の食品だけを積極的に食べたり、反対に特定の食品をすべて避けたりする必要はありません。まずは、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事を意識することが基本です(参照:農林水産省「食事バランスガイド」)。

肌の健康を維持するうえでは、ビタミンAやビタミンC、亜鉛など、さまざまな栄養素が関係しています。ただし、「ビタミンCを摂ればニキビ跡が消える」「亜鉛を摂ればクレーターが治る」など、特定の栄養素だけに効果を期待するのは避けましょう。

また、食生活が乱れているからといって、すぐに特定のサプリメントへ頼るのではなく、まずは日々の食事全体を見直すことが大切です。

十分な睡眠をとり、生活リズムを整える

睡眠不足や不規則な生活が続くと、体調だけでなく肌のコンディションにも影響することがあります。仕事や家事などで毎日同じ時間に眠ることが難しい場合でも、できる範囲で睡眠時間を確保し、生活リズムを整えることを意識しましょう(参照:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」)。

ただし、「○時間眠ればニキビ跡が治る」といった単純なものではありません。睡眠はあくまで健康的な肌状態を保つための生活習慣の一つとして考えます。

睡眠と肌の関係について、もう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

👉 睡眠と肌荒れ・ニキビの関係を詳しく見る

過度な飲酒や喫煙などの生活習慣も見直す

ニキビ跡のケアだけに限らず、肌の健康を考えるうえでは、過度な飲酒や喫煙などの生活習慣にも目を向けることが大切です。

飲酒や喫煙を控えれば、それだけでニキビ跡が改善するというわけではありません。しかし、肌の状態を健やかに保つためには、スキンケアだけでなく日々の生活習慣を整えることも重要です。無理に一度ですべてを変えようとせず、できる範囲から少しずつ見直していきましょう。

生活習慣とあわせて紫外線対策も続ける

食事や睡眠とあわせて意識したいのが、毎日の紫外線対策です。特に色素沈着が気になる場合は、日焼け止めなどを活用し、日常的に紫外線から肌を守ることが重要です。

「ニキビ跡に悪い食べ物」を探して必要以上に食事を制限するよりも、バランスの良い食事、十分な睡眠、無理のない生活リズム、紫外線対策を継続することを意識しましょう。

一方で、生活習慣を整えても、クレーター状の凹凸や長く残っている色味などはセルフケアだけでは変化しにくいことがあります。次の章では、クリニックではニキビ跡に対してどのような治療を検討するのか、タイプ別に解説します。

クリニックではどんな治療をしている?タイプ別の施術の考え方

ニキビ跡の赤み・色素沈着・クレーター別に行われるクリニック治療

セルフケアだけでは変化を感じにくいニキビ跡については、医療機関での治療が選択肢になる場合があります。ただし「赤みなら必ずこの施術」「クレーターならこの施術を受ければよい」と一律に決められるものではありません。

赤み・色素沈着・凹凸の状態に加えて、新しいニキビができているか、肌の状態やこれまでの治療歴なども確認しながら、治療方法を検討します。

当院でも、ニキビ跡のタイプや肌状態に応じて複数の施術を検討します。ここでは、赤み・色素沈着・クレーターに対して、どのような施術が選択肢になるのかを整理します。

タイプ・状態当院で検討される施術例施術の考え方・特徴
赤みジェネシス、プラズマ(PSR)など赤みの原因や肌状態を確認したうえで施術を検討する
色素沈着ピコトーニング、プラズマ、ピーリング、ジェネシスなど色素の状態や肌質などを確認しながら施術を検討する
凹凸・クレーターピコフラクショナル、プラズマ、ジェネシスなど凹凸の種類・深さ・肌状態などを確認し、治療計画を立てる

同じ「ニキビ跡」という悩みでも、実際の肌状態は一人ひとり異なります。また、赤みと色素沈着、色素沈着と凹凸など、複数の状態が同時に見られることもあります。そのため、施術名だけを見て自己判断するのではなく、まず現在の肌状態を確認することが大切です。

赤みにはジェネシスやプラズマなどを検討

ニキビが落ち着いたあとも赤みが残っている場合、当院では肌状態を確認したうえで、ジェネシスプラズマ(PSR)などを治療の選択肢として検討します。

前述したように、赤く見えるニキビ跡には炎症だけでなく、血管の変化が関係している場合があります。また、一見すると茶色い色素沈着のように見えても、血管の拡張が関係しているケースもあります。

そのため、「赤みにはこの施術」と見た目だけで決めるのではなく、赤みの状態や原因を確認したうえで治療方法を考えることが重要です。

ジェネシスやプラズマについて、施術の仕組みや特徴、注意点などを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

👉 ジェネシスの特徴や施術内容について詳しく見る

👉 プラズマ治療の仕組みや特徴について詳しく見る

色素沈着にはピコトーニングやピーリングなどを検討

茶色〜褐色の色素沈着が気になる場合には、当院ではピコトーニング、プラズマ、ピーリング、ジェネシスなどを選択肢として検討します。

ただし、色素沈着のように見える部分がすべて同じ状態とは限りません。色の濃さや広がり、肌質などを確認したうえで、どのような治療が適しているのかを判断します。

また、医療施術を受ける場合でも、日常の紫外線対策や摩擦を避けることは重要です。施術だけに頼るのではなく、ホームケアと組み合わせながら肌状態を整えていきます。

色素沈着へのアプローチの一つとして用いられるピーリングについて、施術の仕組みや種類、特徴を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

👉 ピーリングの種類・特徴・選び方について詳しく見る

クレーター・凹凸にはピコフラクショナルなどを検討

クレーター状の凹凸については、当院ではピコフラクショナル、プラズマ、ジェネシスなどを治療の選択肢として検討します。

凹凸は深さや形、広がり方によって状態が異なるため、必要となる施術や治療回数、得られる変化にも個人差があります。前述したとおり、クレーター状のニキビ跡は完治が難しい場合もあり、「○回で改善する」と一概に断言することはできません。

クレーター治療を検討する際は、完全に元の状態へ戻すことだけを目標にするのではなく、現在の凹凸の状態を確認しながら、どの程度の変化を目指して治療していくのかを医師と相談することが大切です。

ピコフラクショナルを検討する際は、施術の仕組みだけでなく、ダウンタイムやほかの治療との違いも確認しておくことが大切です。

👉 ピコフラクショナルの特徴やダーマペンとの違いを詳しく見る

自由診療を受ける前に費用・リスク・副作用も確認しましょう

上記の施術には自由診療が含まれます。当院では、肌状態を確認したうえで治療の必要性や選択肢をご説明し、自由診療を行う場合には、施術内容、必要な回数の目安、費用、ダウンタイム、リスク・副作用などについてカウンセリング時にご案内します。

セルフケアを続けても変化を感じない方や、ご自身のニキビ跡が赤み・色素沈着・凹凸のどれに当てはまるのか判断が難しい方は、一度専門医へご相談ください。現在の肌状態を確認したうえで、治療が必要かどうかも含めてご説明します。

よくある質問(FAQ)

ニキビ跡のスキンケアや治療に関するよくある質問

ニキビ跡のスキンケアについては、「どの成分を選べばいい?」「自然に消える?」「クレーターもセルフケアで治せる?」など、判断に迷いやすいポイントが多くあります。ここでは、ニキビ跡のケアについて特に多い疑問を、これまでの内容を踏まえて分かりやすくまとめます。

ニキビ跡に効くスキンケアは?

ニキビ跡のスキンケアは、赤み・色素沈着・凹凸など、現在の肌状態によって考え方が異なります。

赤みが気になる場合は、低刺激のスキンケアや保湿、紫外線対策を基本とし、状態に応じて抗炎症成分などを検討します。ただし、赤みには血管の変化が関係している場合もあるため、「赤み=抗炎症成分」と単純に判断できるわけではありません。

茶色い色素沈着が気になる場合は、紫外線対策を続けながら、美白有効成分などを取り入れることが選択肢になります。また、表皮のターンオーバーなどへの作用を通じて、蓄積したメラニンの排出を促す方向に働くレチノールを取り入れる方法もあります。

一方、クレーター状の凹凸はスキンケアだけで形状を改善することには限界があるため、必要に応じて医療機関への相談を検討します。

ニキビ跡にはビタミンCとレチノール、どっちがいい?

ビタミンCとレチノールのどちらが優れているというよりも、色素沈着に対する働き方が異なります。

ビタミンCは新たなメラニンの生成を抑える方向に働き、レチノールは表皮のターンオーバーや角化への作用を通じて、蓄積したメラニンの排出を促す方向に働きます。そのため、どちらも色素沈着のケアに取り入れられる成分です。

ただし、製品や濃度、肌状態によっては刺激や乾燥、赤みを感じる場合があります。初めて使用するときや併用するときは、一度に複数の製品を追加せず、肌の状態を確認しながら使用しましょう。

ニキビ跡に一番効く成分は何ですか?

ニキビ跡に一番効く成分を一つに断定することはできません。赤み、色素沈着、凹凸では肌の状態が異なるため、それぞれに適したケアを考える必要があります。

「一番強い成分」を探すよりも、まずはご自身のニキビ跡がどのタイプに近いのかを確認し、その状態に合ったスキンケアを選ぶことが大切です。

ニキビ跡のサプリは効果がありますか?ドラッグストアで買えるものは?

ビタミンCなどを含むサプリメントや市販の内服薬はありますが、サプリメントや市販薬だけでニキビ跡そのものを治療できるとはいえません。

また、トラネキサム酸やヨクイニンなども、製品によって承認されている効能・効果や位置づけが異なります。「ドラッグストアで購入できる=ニキビ跡に効く」と判断しないことが大切です。

医薬品を使用する場合は、製品ごとの効能・用法を確認し、ニキビ跡を目的として使用してよいか迷う場合は医師や薬剤師へ相談しましょう。

ニキビ跡は自然に消えますか?セルフケアだけで治りますか?

軽度の赤みや色素沈着は、時間の経過とともに徐々に目立ちにくくなる場合があります。ただし、状態や経過には個人差があるため、「何か月経てば必ず消える」と一律に判断することはできません

一方、クレーター状の凹凸は皮膚組織の変化を伴っているため、スキンケアだけで形状を改善することには限界があります

また、新しいニキビが繰り返しできている場合は、すでにあるニキビ跡のケアだけでなく、新しい跡を増やさないための治療も重要です。

ニキビ跡のクレーターはスキンケアで消えますか?

化粧水や美容液によって肌を保湿したり、紫外線や乾燥から守ったりすることは大切ですが、スキンケアだけでクレーター状の凹凸を元の状態に戻すことは難しいと考えられます。

凹凸そのものが気になる場合は、ピコフラクショナルなどの医療施術が選択肢になることがあります。ただし、変化を感じる程度や必要な治療回数には個人差があります。

「○回受ければ治る」と考えるのではなく、現在の凹凸の深さや肌状態を確認したうえで、治療目標を医師と相談することが大切です。

ニキビ跡ケアで洗顔料はどう選べばいいですか?

ニキビ跡が気になる場合も、洗浄力の強さだけで洗顔料を選ぶ必要はありません。肌への刺激が少なく、ご自身の肌質や乾燥の程度に合った製品を選ぶことが基本です。

洗顔時は強くこすらず、洗いすぎにも注意しましょう。洗顔後は保湿を行い、日中は日焼け止めなどによる紫外線対策も取り入れてください。

まとめ

ニキビ跡の赤み・色素沈着・クレーター別スキンケアのポイントまとめ

ニキビ跡のスキンケアでは、赤み・色素沈着・クレーターなど、ご自身の肌状態に合わせてケア方法を選ぶことが大切です。

赤みが気になる場合は、肌への刺激を避けながら保湿や紫外線対策を続け、状態に応じて抗炎症成分などを検討します。

色素沈着では、紫外線対策を基本としながら、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白有効成分を配合した医薬部外品(薬用化粧品)が選択肢になります。そのほか、表皮のターンオーバーなどへの作用を通じて、蓄積したメラニンの排出を促す方向に働くレチノールを取り入れる方法もあります。

一方、クレーター状の凹凸は皮膚組織の変化を伴っているため、化粧水や美容液などのスキンケアだけで形状を改善することには限界があります。高価な化粧品や多くの美容成分を使用することよりも、まずはご自身のニキビ跡がどのタイプに近いのかを把握することが重要です。

また、すでにあるニキビ跡へのケアだけでなく、新しいニキビを繰り返さないことも重要です。新しい炎症性ニキビが繰り返しできている状態では、そのたびに新たな赤みや色素沈着、凹凸などが残る可能性があります。

「自分では新しいニキビをコントロールできていない」「セルフケアを続けても変化を感じない」「自分のニキビ跡がどのタイプなのか分からない」という場合は、一度現在の肌状態を確認してみることも選択肢です。

橋本院長

名古屋・名駅でニキビ・ニキビ跡治療についてお悩みの方は、当院へご相談ください。
現在の肌状態を確認したうえで、セルフケアを続けるべきか、治療を検討するべきかも含めてご説明します。

皮膚科研究医として20年以上の経験を持つ研究医。遺伝性光線過敏症と早老症を専門とし、フランス国立研究所での研究を経て、名古屋大学特任准教授を歴任。2025年に名駅なぎクリニックを開業。日本皮膚科学会、日本再生医療学会、日本人類遺伝学会所属。科学的根拠に基づく個別治療とエイジングケアを提供している。


【業績抜粋】
Dysregulation of LXR responsive genes contribute to ichthyosis in trichothiodystrophy
S Hashimoto, H Takanari, E Compe, JM Egly, Journal of Dermatological Science 97 (3), 201-207
遺伝性皮膚疾患の一種である魚鱗癬の分子メカニズムを解明した論文です。

Assessment of skin inflammation using near-infrared Raman spectroscopy combined with artificial intelligence analysis in an animal model
Y Kanemura, M Kanazawa, S Hashimoto, et.al., Analyst 147 (12), 2843-2850
皮膚の炎症をレーザー照射後の散乱光解析で評価する技術開発の論文です。

MED23 mutation links intellectual disability to dysregulation of immediate early gene expression
S Hashimoto, S Boissel, M Zarhrate, M Rio, et.al, Science 333 (6046), 1161-1163
新規遺伝性疾患の発見とその分子メカニズムを解明した論文です。

他多数

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