毛穴の開きの原因とは?皮脂・たるみ・毛など原因別に医師が解説

毛穴の開きの原因を気にして鏡を見ながら頬を確認する女性

鏡やスマートフォンで顔を見たときに、「以前より毛穴が目立つ」「鼻や頬の毛穴が開いて見える」と気になることはありませんか。

毛穴の開きは、皮脂だけが原因とは限りません。皮脂や角栓、肌の弾力低下、毛など複数の要因が関係しており、乾燥によるキメの乱れによって毛穴が目立ちやすくなることもあります。また、いくつかの要因が重なっているケースも少なくありません。

そのため、見た目だけで「自分の毛穴はこのタイプ」と判断するのは難しい場合があります。

この記事では、毛穴の開きの主な原因をはじめ、鼻・頬など部位による違い、改善が期待できるケースと難しいケース、自宅でできるセルフケア、美容医療の選択肢について詳しく解説します。

目次

毛穴の開きの主な原因

毛穴の開きの主な原因である皮脂・角栓、毛、弾力低下、乾燥を示したイラスト

毛穴が目立つ主な要因には、皮脂の過剰分泌や角栓、肌の弾力低下、毛の影響などがあります。また、乾燥によって肌のキメが乱れると、毛穴がより目立って見えることもあります。

毛穴の開きには一つの原因だけが関係しているとは限りません。皮脂と角栓、たるみと乾燥など、複数の要因が重なっているケースもあります。

皮脂の過剰分泌・角栓

皮脂の分泌量が多いと、毛穴が目立ちやすくなることがあります。特に鼻やおでこなどのTゾーンは皮脂腺が多く、皮脂による毛穴の目立ちが気になりやすい部位です。

また、皮脂が毛穴にたまり、古い角質とともに毛穴をふさぐと「角栓」が形成されます(参照:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「ケミカルピーリング」)。角栓が毛穴に詰まることで、毛穴が大きく見えたり、肌表面のざらつきにつながったりすることがあります。

毛穴が気になるからといって、角栓を指で押し出したり、強くこすったりするのはおすすめできません。肌への刺激となり、かえって毛穴周辺の状態を悪化させる可能性があります。

角栓や肌のざらつきが気になる場合には、セルフケアだけでなく、肌の状態に応じて医療機関でピーリングを行う方法もあります。

👉 ピーリングの種類や特徴について詳しく見る

肌の弾力低下・たるみ

肌のハリや弾力が低下すると、毛穴周囲の皮膚を支えにくくなり、毛穴が目立つことがあります。特に頬では、加齢などに伴う弾力低下によって、毛穴が縦方向に広がったように見えることがあります。

肌の弾力低下には年齢だけでなく、紫外線による影響なども関係します。

毛の影響

見落とされやすいのが、毛の影響です。

「毛穴が開いている」と感じていても、実際には毛穴から生えている毛が目立つことで、毛穴が黒く、あるいは大きく見えているケースがあります。特に細い毛や短い毛は、角栓や毛穴の黒ずみと見分けにくいことがあります。

そのため、見た目だけで「皮脂が原因」「角栓が詰まっている」と判断してケアを続けても、原因と方法が合っていなければ十分な変化を感じにくい場合があります。

乾燥すると毛穴が目立ちやすくなることも

乾燥は、皮脂やたるみのように毛穴の開きそのものを直接引き起こす原因とは限りません。ただし、肌の水分が不足してキメが乱れると、肌表面の凹凸が目立ち、毛穴が目につきやすくなることがあります。

また、「皮脂が多いから乾燥していない」とは限りません。肌表面には皮脂が出ていても、水分が不足している場合があります。毛穴が気になるときは、皮脂を落とすことだけに集中せず、肌状態に合わせて保湿を行うことも重要です。

乾燥による肌のキメの乱れが気になる場合には、日々の保湿に加えて、美容成分を肌へ導入するメソナJも選択肢の一つです。

👉 メソナJの特徴や施術内容について詳しく見る

毛穴の開きの原因は見た目だけでは判断できない

毛穴の開きの原因は見た目だけでは判断しにくく、肌状態の確認が必要なことを示すイラスト

「鼻の毛穴だから皮脂が原因」「頬の毛穴だからたるみが原因」と、見た目や部位だけで毛穴の開きの原因を判断できるとは限りません。

複数の要因が重なっていることもあるため、ご自身で毛穴の状態を見ただけでは、原因を正確に見極めるのが難しいケースがあります。

VISIAで分かること・分からないこと

当院では、肌の状態を確認する方法の一つとして、肌画像診断機「VISIA」を使用することがあります。

VISIAでは、毛穴をはじめとした肌の状態を画像や数値で確認できます。一方で、VISIAの結果だけを見て、「なぜ毛穴が目立っているのか」という原因まで特定できるわけではありません。

実際に当院で診察していると、ご本人は毛穴をそれほど気にしていなくても、VISIAの画像では毛穴やポルフィリンなどが目立っているケースがあります。反対に、ご自身では毛穴が気になっていても、実際には別の要因が目立ちにつながっている場合もあります。

このように、ご自身が感じている肌の状態と、画像上で確認できる状態が必ずしも一致するとは限りません。当院では、VISIAによる画像や数値から肌状態を客観的に確認するとともに、実際の肌の状態も診察し、それぞれの情報を組み合わせながら毛穴が目立つ原因を見極めています。

セルフチェックと医療機関での肌診断の違いについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

👉 セルフチェックだけでは分かりにくい肌状態の見極め方

診察では低倍率のダーモスコピーも使用

毛穴が目立つ原因を見極める際には、視診に加えて、必要に応じて低倍率のダーモスコピーを使用して肌を観察します。

ダーモスコピーを使うことで、毛穴周囲の状態や角栓、毛などを拡大して確認できます。ただし、ダーモスコピーだけで原因を決めるのではありません。

当院では、毛穴が目立つ部位や肌全体の状態、角栓や毛の有無、ニキビ痕、たるみなどを確認し、複数の情報を組み合わせながら原因を見極めています。

「毛」が原因と分かるケースも

毛穴の開きを気にして来院される方の中には、実際には毛そのものが目立っているケースもあります。

毛穴から生えている細い毛や短い毛は、見た目だけでは角栓や黒ずみと区別しにくいことがあります。そのため、「毛穴が詰まっている」と考えてスキンケアを続けていても、実際の原因とは合っていない場合があります。

毛が毛穴の目立ちに大きく関係している場合は、毛穴の施術やスキンケアを重ねるよりも、医療脱毛など毛そのものへの対処が適していることがあります。

また、毛穴についてご相談いただいた際に、ほかの肌トラブルが見つかることもあります。ただし、当院ではご本人が悩んでいないことについて、こちらから積極的に治療をおすすめすることはしていません。まずは、現在気になっているお悩みを確認したうえで、必要な診察や治療についてご案内しています。

鼻・頬・顔全体で異なる毛穴の開きの原因

鼻・頬・顔全体など部位によって毛穴の開きの原因が異なることを示すイラスト

前述のとおり、見た目や部位だけで毛穴の開きの原因を判断することはできません。ただし、毛穴が目立つ原因には、部位によって一定の傾向があります。

鼻の毛穴が開く主な原因

鼻は皮脂腺が多く、皮脂が分泌されやすい部位です。皮脂と古い角質などが混ざって角栓ができると、毛穴が目立ちやすくなることがあります。

当院で診察していると、鼻の毛穴が気になる方では、角栓が関係しているケースが多くみられます。また、角栓や皮脂の状態によっては、毛穴の開きだけでなく黒ずみが気になることもあります。

なお、毛穴の「開き」と「黒ずみ」は関連することがありますが、同じ状態ではありません。黒ずみが目立つ場合は、その原因も分けて考える必要があります。

鼻の毛穴の黒ずみが気になる方は、原因別の特徴や対処法を解説したこちらの記事もあわせてご覧ください。

👉 いちご鼻の原因と治し方

頬の毛穴が開く主な原因

頬の毛穴では、肌のハリや弾力の低下、たるみなどが関係している場合があります。毛穴周囲の皮膚を支える力が低下すると、毛穴が縦方向に広がったように見えることがあります。

また、当院では、頬の毛穴についてご相談いただいた際に、ニキビ痕が関係しているケースもみられます。ニキビによる炎症のあとに皮膚の凹凸が残ると、それが毛穴の開きのように見えることがあります。

たるみによる毛穴とニキビ痕による凹凸では、適したケアや施術の考え方が異なります。そのため、頬の毛穴が気になる場合も、見た目だけで原因を決めつけないことが重要です。

なお、ニキビ痕による凹凸が毛穴のように見えている場合には、治療の選択肢の一つとしてピコフラクショナルがあります。

👉 ニキビ跡や毛穴に対するピコフラクショナルについて詳しく見る

顔全体の毛穴が目立つ場合に考えられる原因

鼻や頬など一部だけではなく、顔全体の毛穴が目立つ場合は、皮脂、肌の弾力低下、乾燥によるキメの乱れ、紫外線による肌状態の変化など、複数の要因が関係している可能性があります。

たとえば、Tゾーンでは皮脂や角栓が目立つ一方、頬では弾力低下が関係しているなど、同じ顔の中でも部位によって原因が異なることがあります。

そのため、顔全体の毛穴が気になる場合は、一つの原因だけに絞ってケアするのではなく、部位ごとの状態も含めて確認することが大切です。

部位目立ちやすい要因特徴
鼻皮脂・角栓黒ずみを伴うこともある
頬弾力低下・たるみ・ニキビ痕加齢やニキビ痕の影響を受ける場合がある
顔全体皮脂・乾燥・弾力低下などの複合複数の要因が重なっている場合がある

年齢によって変わる毛穴の開きの原因

20代前後と30〜40代以降で異なる毛穴の開きの原因を示したイラスト

毛穴が目立つ原因は、年齢によっても変化する傾向があります。ただし、「20代だから皮脂が原因」「40代だからたるみが原因」というように、年齢だけで単純に分けられるものではありません。

肌質やこれまでのニキビの有無、紫外線の影響などによっても状態は異なるため、年代はあくまで原因を考える際の一つの目安です。

20代前後は皮脂や角栓、ニキビ痕が関係することも

20代前後では、皮脂分泌や角栓が毛穴の目立ちに関係しているケースがあります。特に鼻やTゾーンでは皮脂が多く、角栓によって毛穴が目立つことがあります。

また、ニキビを繰り返したことによって凹凸が残り、それが毛穴の開きのように見えている場合もあります。

そのため、若い年代で毛穴が目立つ場合でも、すべてを「皮脂が多いから」と判断するのではなく、角栓やニキビ痕なども含めて状態を確認することが大切です。

ニキビ痕には、赤みや色素沈着、クレーター状の凹凸などさまざまなタイプがあり、それぞれケアや治療の考え方が異なります。

👉 ニキビ跡の種類別のスキンケア・治療方法を詳しく見る

30〜40代以降は弾力低下やたるみの影響が加わりやすい

30〜40代以降になると、皮脂や角栓だけではなく、肌のハリや弾力の低下、たるみなどが毛穴の目立ちに関係することがあります。

また、長年にわたって紫外線を浴びることで起こる光老化も、肌の弾力低下に関係する要因の一つです。毛穴周囲の皮膚を支える力が低下すると、特に頬では毛穴が縦方向に広がったように見えることがあります。

当院でも、年齢を重ねるにつれて、たるみが関係する毛穴のご相談が増える傾向があると感じています。

ただし、同じ年代でも毛穴が目立つ原因は一人ひとり異なります。年齢だけで原因を決めるのではなく、総合的に判断することが重要です。

肌のハリや弾力低下が気になる場合には、肌の状態に応じて美容医療を取り入れることも選択肢の一つです。

👉 ハリや毛穴にアプローチするジェネシスについて詳しく見る

毛穴の開きは改善できる?原因によって異なる改善の見通し

毛穴の開きは原因によって改善の見通しや必要なケアが異なることを示すイラスト

毛穴の開きがどの程度改善できるかは、原因によって異なります。すべての毛穴に対して「治る」「治らない」と一律に判断することはできません。

主な原因ごとの改善の見通しは、次のとおりです。

■皮脂や角栓が関係している場合
洗顔や保湿などのセルフケアを見直したり、肌状態に合った施術を行ったりすることで、毛穴の目立ち方の改善が期待できることがあります。

■肌の弾力低下やたるみが関係している場合
肌状態に応じた施術を複数回重ねることで、毛穴が目立ちにくくなる可能性があります。ただし、必要な回数や変化の程度には個人差があります。

■ニキビ痕が関係している場合
改善が難しいケースもあります。特に、肌の凹凸が深く残っている場合は、一般的な毛穴ケアだけでは十分な変化を得にくいことがあります。

当院でも、皮脂・角栓やたるみなどが関係する毛穴については、複数回の施術によって改善が期待できるケースがあります。一方、ニキビ痕による肌の凹凸が関係している場合は、状態によっては改善に時間がかかったり、十分な変化を得にくかったりすることがあります。

そのため、毛穴の開きを改善するには、まず「なぜ毛穴が目立っているのか」を確認し、その原因に合った方法を選ぶことが大切です。

毛穴の開きの原因別、自宅でできるセルフケアの基本

毛穴の開きのセルフケアとして洗顔・保湿・紫外線対策を示したイラスト

毛穴の開きに対するセルフケアは、原因によって考え方が異なります。ただし、どのタイプにも共通する基本として、洗いすぎないこと、摩擦を避けること、保湿すること、紫外線対策を続けることが大切です。

洗顔は「落としすぎない」ことが大切

皮脂や角栓が気になる場合でも、必要以上に洗顔を繰り返したり、毛穴を強くこすったりするのは避けましょう。肌への刺激を抑えながら、余分な皮脂や汚れを落とすことが基本です(参照:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「不潔だからにきびができるのですか?洗顔方法は?」)。

また、角栓を指や爪で強く押し出すことも肌への刺激となり、毛穴周辺の状態を悪化させる可能性があります。

洗顔するときは、次の手順を意識してください。

  1. 洗顔前に手を洗う
  2. 洗顔料を十分に泡立てる
  3. 肌を強くこすらず、泡でやさしく洗う
  4. ぬるま湯で十分にすすぐ
  5. 清潔なタオルを肌に押し当てるようにして水分を取る

保湿で肌のキメを整える

毛穴が目立つ場合は、皮脂だけでなく乾燥にも目を向けることが大切です。肌の水分が不足してキメが乱れると、肌表面の凹凸によって毛穴が目立ちやすくなることがあります。

洗顔後は化粧水だけで終わらせず、肌状態に応じて乳液やクリームなども組み合わせて保湿しましょう。

皮脂が多いと感じる方でも、肌の水分が不足している場合があります。「ベタつくから保湿は必要ない」と判断せず、ご自身の肌状態に合わせてケアすることが重要です。

紫外線対策を続ける

紫外線は、肌のハリや弾力の低下に関係する要因の一つです。紫外線の影響が積み重なると、毛穴周囲の皮膚を支える力が低下し、毛穴が目立ちやすくなることがあります。

そのため、毛穴が気になる場合も、日常的な紫外線対策を続けることが大切です。日焼け止めを使用するほか、必要に応じて帽子や日傘なども活用しましょう。

紫外線対策は、すでに目立っている毛穴を直接小さくするためのケアではありませんが、肌のハリや弾力を保つための基本的なスキンケアの一つです。

また、紫外線を長年浴び続けることで、シミやしわといった「光老化」が起こることがあります(参照:環境省「オゾン層や紫外線に関する基礎知識」内「紫外線は人の健康にどのような影響を与えますか?」)。

👉 紫外線による光老化と肌年齢について詳しく見る

セルフケアで改善しない毛穴の開きに検討される美容医療

セルフケアで改善しない毛穴の開きについて医師に相談する様子のイラスト

洗顔や保湿、紫外線対策などのセルフケアを続けても毛穴の開きが気になる場合は、美容医療も選択肢の一つです。ただし、毛穴が目立つ原因によって適した施術は異なります。

当院では、毛穴の状態や肌質を確認し、必要に応じてピーリング、ピコフラクショナル、ジェネシス、メソナJなどをご提案しています。

主な状態当院で検討される施術例施術の特徴
皮脂・角栓が目立つミックスピール、毛穴集中ケア(ミックスピール+ピコフラクショナル)などミックスピールは薬剤によって角層を整える施術です。毛穴集中ケアでは、ミックスピールとピコフラクショナルを組み合わせます。
弾力低下・たるみによる毛穴ジェネシス、ピコフラクショナルなどピコフラクショナルはレーザーによって肌の再生を促し、ジェネシスは真皮に熱を加えることで、肌のハリや毛穴の目立ちの改善を目指します。
乾燥や肌コンディションが気になるメソナJなどメソナJは美容成分を肌へ導入する施術です。ベーシックプランではビタミンC、トラネキサム酸、ヒアルロン酸などを使用します。

施術は、肌状態や毛穴が目立つ原因に応じて、複数回または継続して行うことがあります。必要な回数や施術間隔には個人差があります。

なお、「この原因なら必ずこの施術」というように、毛穴の原因と施術が1対1で決まるわけではありません。当院では、施術ごとの特徴やリスクも踏まえながら、毛穴の状態に応じた治療方針をご案内しています。

当院の毛穴治療にかかる費用

当院で毛穴治療に用いる主な施術の料金は以下のとおりです。いずれも自由診療となります。

施術一般価格(税込)初回価格(税込)
ミックスピール(全顔)8,800円5,500円
ピコフラクショナル(全顔)13,200円7,700円
ジェネシス(全顔)22,000円13,200円
メソナJ ベーシックプラン(全顔)19,800円11,000円
毛穴集中ケア(ミックスピール+ピコフラクショナル/全顔)22,000円12,100円

施術料金は変更となる場合があります。最新の料金については、料金案内ページをご確認ください。

自由診療の主な副作用・リスク

美容医療には、施術によって一時的な赤みや刺激などが生じる可能性があります。主な副作用・リスクの例は以下のとおりです。

  • ミックスピール:赤み、ヒリつき、乾燥、皮むけなど
  • ピコフラクショナル:赤み、ほてり、腫れ、ヒリつき、点状出血など(まれに色素沈着や色素脱失が生じる可能性があります)
  • ジェネシス:赤み、ほてり、腫れ、乾燥など(まれに色素沈着や色素脱失、水疱、かさぶたなどが生じる可能性があります)
  • メソナJ:一時的な赤み、刺激感、使用する薬剤による肌反応など

副作用の現れ方には個人差があります。また、必要な施術回数や施術間隔も、肌状態や治療目的によって異なります。当院では診察時に肌状態を確認し、施術の適応や治療計画についてご説明しています(参照:厚生労働省「確認してください!美容医療を受ける前にもう一度」)。

よくある質問

毛穴の開きの改善方法や原因、セルフケア、黒ずみとの違いに関するよくある質問
一度開いてしまった毛穴は戻りませんか?

毛穴の開きがどの程度改善できるかは、原因によって異なります。

皮脂や角栓、肌の弾力低下などが関係している場合は、セルフケアや美容医療によって、毛穴の目立ち方の改善が期待できることがあります。

一方で、ニキビ痕による肌の凹凸が毛穴のように見えている場合は、改善が難しいケースもあります。必要な施術回数や変化の程度には個人差があります。

開き毛穴はどうしたら治りますか?

まずは、洗顔、保湿、紫外線対策など、基本的なスキンケアを見直すことが大切です。

それでも毛穴の開きが気になる場合は、原因や肌状態に応じて、ピーリング、ジェネシス、ピコフラクショナル、メソナJなどの美容医療が選択肢になることがあります。

ただし、適した施術は毛穴が目立つ原因によって異なります。自己判断だけで施術を選ぶのではなく、医師の診察を受けたうえで検討することをおすすめします。

毛穴が開きやすい人の特徴はありますか?

皮脂分泌が多い方、肌のハリや弾力が低下している方、ニキビ痕がある方などは、毛穴が目立ちやすい傾向があります。

また、紫外線による肌の弾力低下や、乾燥によるキメの乱れなどが毛穴の見え方に影響することもあります。

ただし、実際には複数の要因が重なっている場合もあるため、「この特徴があるから必ず毛穴が開く」とは限りません。

市販のスキンケアだけで毛穴の開きは改善できますか?

皮脂や乾燥などが関係している軽度の毛穴であれば、洗顔や保湿などのセルフケアを見直すことで、毛穴が目立ちにくくなることがあります。

一方で、肌の弾力低下やたるみ、ニキビ痕による肌の凹凸などが関係している場合は、セルフケアだけでは十分な変化を得にくいことがあります。

セルフケアを続けても変化を感じられない場合は、美容医療も選択肢の一つです。

毛穴の開きの原因を自分で見分ける方法はありますか?

部位によってある程度の傾向はあります。たとえば、鼻では皮脂や角栓、頬では肌の弾力低下やニキビ痕などが関係しているケースがあります。

ただし、見た目だけで毛穴の開きの原因を正確に判断するのは難しく、複数の要因が重なっている場合もあります。

鼻の毛穴の開きと黒ずみは同じ原因ですか?

毛穴の開きと黒ずみは、皮脂や角栓など共通する要因が関係することもありますが、同じ状態ではありません。

毛穴の開きは、皮脂の分泌や角栓などによって毛穴が大きく目立っている状態です。一方、黒ずみは、毛穴に詰まった角栓が黒く見えたり、毛などの影響で毛穴部分が黒く見えたりしている状態です。

そのため、見た目は似ていても、毛穴が目立っている原因を確認したうえでケアや治療を考えることが大切です。

毛穴の開きの治療は保険適用になりますか?

毛穴の開きを改善することを目的とした美容医療は、一般的に健康保険の適用外となり、自由診療です。

当院で行っている毛穴の美容施術も、すべて自由診療のため、健康保険は適用されません。

まとめ

毛穴の開きの原因を確認し、セルフケアや必要に応じた医療機関への相談を検討する流れのイラスト

毛穴の開きには、皮脂や角栓、肌の弾力低下、毛など、さまざまな要因が関係しています。また、乾燥によって肌のキメが乱れることで、毛穴が目立ちやすくなることもあります。

鼻では皮脂や角栓、頬では弾力低下やニキビ痕が関係するケースがみられるなど、部位によっても原因の傾向は異なります。ただし、複数の要因が重なっていることもあるため、見た目だけで原因を判断するのは難しい場合があります。

毛穴の開きがどの程度改善できるかも、原因によって異なります。皮脂・角栓やたるみなどが関係している場合は、セルフケアや美容医療によって改善が期待できることがありますが、ニキビ痕による肌の凹凸など、改善が難しいケースもあります。

まずは洗顔や保湿、紫外線対策などの基本的なセルフケアを続け、それでも毛穴の開きが気になる場合は、医療機関で肌の状態を確認することも選択肢の一つです。

名駅なぎクリニックでは、橋本院長の診察のもと、毛穴や肌の状態を確認しながら、お一人おひとりに合わせた治療方法をご提案しています。毛穴の開きが気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。

橋本院長

毛穴のお悩みで診察していると、ご自身が考えていた原因とは異なる要因が見つかることも少なくありません。
気になる部分だけでなく肌全体の状態も確認しながら、できるだけ分かりやすく治療の選択肢をご説明しています。

皮膚科研究医として20年以上の経験を持つ研究医。遺伝性光線過敏症と早老症を専門とし、フランス国立研究所での研究を経て、名古屋大学特任准教授を歴任。2025年に名駅なぎクリニックを開業。日本皮膚科学会、日本再生医療学会、日本人類遺伝学会所属。科学的根拠に基づく個別治療とエイジングケアを提供している。


【業績抜粋】
Dysregulation of LXR responsive genes contribute to ichthyosis in trichothiodystrophy
S Hashimoto, H Takanari, E Compe, JM Egly, Journal of Dermatological Science 97 (3), 201-207
遺伝性皮膚疾患の一種である魚鱗癬の分子メカニズムを解明した論文です。

Assessment of skin inflammation using near-infrared Raman spectroscopy combined with artificial intelligence analysis in an animal model
Y Kanemura, M Kanazawa, S Hashimoto, et.al., Analyst 147 (12), 2843-2850
皮膚の炎症をレーザー照射後の散乱光解析で評価する技術開発の論文です。

MED23 mutation links intellectual disability to dysregulation of immediate early gene expression
S Hashimoto, S Boissel, M Zarhrate, M Rio, et.al, Science 333 (6046), 1161-1163
新規遺伝性疾患の発見とその分子メカニズムを解明した論文です。

他多数

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